デジタル大辞泉 「醸む」の意味・読み・例文・類語 か・む【▽醸む】 [動マ四]《「噛む」と同語源。酒は、古く、生米をかんで唾液とともに吐き出し、発酵させて造ったところから》酒を造る。かもす。「この御酒みきを―・みけむ人は」〈記・中・歌謡〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「醸む」の意味・読み・例文・類語 か・む【醸】 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 ( 上代、生米を噛んで吐き出し、それを瓶にためて発酵させたところから ) 酒を造る。醸造する。かもす。[初出の実例]「須須許理(すすこり)が 迦美(カミ)し御酒(みき)に 我酔ひにけり」(出典:古事記(712)中・歌謡) さけ‐か・む【醸】 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 発酵させる。酒にかもし作る。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例