デジタル大辞泉 「噛む」の意味・読み・例文・類語
か・む【×噛む/×咬む/×嚼む】
1 上下の歯で物を挟んだり、砕いたりする。「悔しさで唇を―・む」「よく―・んで食べなさい」
2 歯を立てて傷つける。「舌を―・む」「蛇に―・まれる」
3 歯車の歯などがぴったりと合わさる。「ギアが―・む」
4 水の流れが激しくぶつかる。「岩を―・む激流」
5 くわだて・事件などに関係を持つ。「計画には彼が一枚―・んでいる」
6 (放送・演劇で)言葉を言い間違えたり、なめらかに話せなかったりする。「
7 強く説きふせる。また、しかりつける。
「義経といひ秩父といひ、大抵では―・まれぬ相手」〈浄・盛衰記〉
[可能]かめる
[下接句]飼い犬に手を噛まれる・噛む馬はしまいまで噛む・
[類語]噛み砕く・噛み付く・食い付く・食らい付く・噛み締める・噛み切る・食い切る・食いちぎる・噛みこなす・咀嚼・反芻