精選版 日本国語大辞典 「采を振る」の意味・読み・例文・類語 さい【采】 を 振(ふ)る 人にさしずをする。指揮して物事を行なう。ざいを振る。[初出の実例]「爰こそ込入べき所なりと、利家さいを振、其身も鑓提(ひっさげ)向ひしかば」(出典:太閤記(1625)四) ざい【采】 を 振(ふ)る =さい(采)を振る[初出の実例]「小遣銭少しくれて、念仏講にせよと、九助がざいをふれば」(出典:浮世草子・御前義経記(1700)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例