釈す(読み)セキス

デジタル大辞泉 「釈す」の意味・読み・例文・類語

せき・す【釈す】

[動サ変]説明する。解釈する。
孔子の随ひて是を―・するをも」〈妙貞問答・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「釈す」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐・す【釈】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 注釈・解釈する。
    1. [初出の実例]「阿彌陀経、此経を我祖師慈恩大師方等経の印鏡と尺したまへり」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)三月二四日)
    2. 「歌の心を釈(シャク)しければ」(出典太平記(14C後)二一)

せき‐・す【釈】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 ときあかす。説明する。解釈する。しゃくする。
    1. [初出の実例]「孔子の随て是を釈(セキ)するをも、通じて是を彖と申侍」(出典:妙貞問答(1605)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android