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日本人イエズス会修道士不干斎(ふかんさい)ファビアンのキリシタン護教書。1605年(慶長10)に京都で著されたが、中・下巻の写本は1918年(大正7)伊勢(いせ)神宮文庫で発見されながら、上巻は寛政(かんせい)年間(1789~1801)没収宗教書の仏法に関する部分がほぼそれに該当すると推定されるにとどまる。自由に南蛮寺に出入りできない女性知識人を対象として、妙貞と幽貞なる2人の尼僧の問答形式で、仏教・儒教・神道(しんとう)を論破し、キリシタンの教義を説く。
[松田毅一]
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