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日本人イエズス会修道士不干斎(ふかんさい)ファビアンのキリシタン護教書。1605年(慶長10)に京都で著されたが、中・下巻の写本は1918年(大正7)伊勢(いせ)神宮文庫で発見されながら、上巻は寛政(かんせい)年間(1789~1801)没収宗教書の仏法に関する部分がほぼそれに該当すると推定されるにとどまる。自由に南蛮寺に出入りできない女性知識人を対象として、妙貞と幽貞なる2人の尼僧の問答形式で、仏教・儒教・神道(しんとう)を論破し、キリシタンの教義を説く。
[松田毅一]
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中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...