釈恩寺(読み)しやくおんじ

日本歴史地名大系 「釈恩寺」の解説

釈恩寺
しやくおんじ

[現在地名]島本町尺代

曹洞宗。東光山と号し本尊は十一面観音。木造等身の立像で平安後期作。寺伝によると、天平年間(七二九―七四九)行基によって開創されたという。もと大沢(おおさわ)の字観音にあったといい、明治一七、八年(一八八四、五)頃旧地より古瓦が出土したと伝える。元禄五年(一六九二)の寺蔵の縁起によると、当地は帝釈天擁護の地で、寺名も帝釈天の釈と本尊観音菩薩の音をとり釈音寺と号したが、のち恩の字を用いるようになり、元禄頃まで音・恩が両用されたという(大阪府全志)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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