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釣灯籠 つりどうろう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

釣灯籠
つりどうろう

灯籠の一種。建物の軒などに吊って照明に用いる。絵巻に,宮中の清涼殿に釣灯籠を掛けた画面があり,社寺以外でも古くから使用された。特に有名なものは春日大社厳島神社の回廊の軒に吊下げた献灯で,社寺に奉納する風習は平安時代頃からあった。材質は銅,鉄,木材で,それぞれ工芸的手法で装飾が施されている。在銘の遺品には岐阜,長滝寺に献灯された,元応1 (1319) 年作の『鍛鉄釣灯籠』 (重文,京都国立博物館) が最古で,鋳銅のものとしては厳島神社の正平 21=貞治5 (66) 年作が古い。

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デジタル大辞泉の解説

つり‐どうろう【釣(り)灯籠】

軒先などにつるす灯籠。

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世界大百科事典内の釣灯籠の言及

【灯籠】より

…原形は,中国大陸から朝鮮半島を経て,仏教とともに伝来した。材質の違いから木灯籠,陶灯籠,金灯籠,石灯籠があり,形状の違いから台灯籠(置灯籠,立灯籠),釣灯籠がある。置灯籠(図1)を構成する基本的な部材は,下から基礎,竿,中台,火袋,笠,宝珠の6部材。…

※「釣灯籠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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