重力振子(読み)じゅうりょくしんし

世界大百科事典(旧版)内の重力振子の言及

【非線形力学】より

…すなわち,1回の調和振動は点(p(t),x(t))が一つの楕円を一周する周期運動に相当し,その周期Tは,作用積分,より,のように計算され,すべての楕円について共通である。
[重力振子]
 p,ṗ=-ω2sinθ長さlの糸の一端におもりをつけ他の一端を固定して重力下で振らせるときの運動は,糸が垂直に静止した状態から測った角度θに対するニュートン方程式から求められる。これをハミルトン関数Hp2/2+ω2(1-cosθ)から導いたものが上掲の正準運動方程式であり,調和振動子と比較してもっとも簡単な非線形性を備えた振動子とみることができる。…

※「重力振子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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