重瞳(読み)ちょうどう

精選版 日本国語大辞典 「重瞳」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐どう【重瞳】

  1. 〘 名詞 〙 二重ひとみ一つの目にひとみが二重にあること。重瞳子。かさねひとみ。じゅうどう。
    1. [初出の実例]「初実敏在孕時、母夢見室中建三重塔。及生眼有重瞳、耳孔相通」(出典日本文徳天皇実録‐斉衡三年(856)九月癸卯)
    2. [その他の文献]〔論衡‐骨相〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「重瞳」の読み・字形・画数・意味

【重瞳】ちようどう

ひとみが二つある。〔史記、項羽紀論賛〕吾(われ)之れを生に聞けり。曰く、の目は蓋(けだ)し重子なりと。聞く、項も亦た重子なりと。

字通「重」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android