重罪裁判所(読み)じゅうざいさいばんしょ

精選版 日本国語大辞典 「重罪裁判所」の意味・読み・例文・類語

じゅうざい‐さいばんしょヂュウザイ‥【重罪裁判所】

  1. 〘 名詞 〙 明治一三年(一八八〇制定治罪法に基づいて置かれた司法裁判所一つ。三か月ごとに開廷して重罪事件を裁判したが、弁護人はつけられなかった。同二三年一一月一日に廃止された。
    1. [初出の実例]「第五章重罪裁判所、第七十条、重罪裁判所は其管轄内に於て犯したる重罪を裁判す」(出典:太政官布告第三七号‐明治一三年(1880)七月一七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android