司法裁判所(読み)シホウサイバンショ

大辞林 第三版の解説

しほうさいばんしょ【司法裁判所】

司法権を行使する裁判所。明治憲法下で、行政事件を扱った行政裁判所に対して民事・刑事の裁判を扱った裁判所をいったが、日本国憲法においては、すべての裁判所が司法裁判所であり、行政事件の裁判も司法裁判所が扱う。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しほう‐さいばんしょ シハフ‥【司法裁判所】

〘名〙 司法権の行使にあたる裁判所。現在の日本では行政裁判所を認めていないので、裁判所はすべて司法裁判所である。
大日本帝国憲法(明治二二年)(1889)六一条「行政裁判所の裁判に属すべきものは司法裁判所に於て受理するの限に在らず」

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世界大百科事典内の司法裁判所の言及

【裁判所】より

…かつて明治憲法の下では,陸海軍の軍法会議,皇族間の民事訴訟等のために置かれる皇室裁判所などがあった。 次に司法裁判所の概念に対立する行政裁判所があり,これは行政権の内部に設けられる特別裁判所を指す。やはり明治憲法の下にはこの意味の行政裁判所が設けられていた。…

※「司法裁判所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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