重電(読み)ジュウデン

デジタル大辞泉 「重電」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐でん〔ヂユウ‐〕【重電】

重電機」の略。「重電メーカー」⇔軽電

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「重電」の解説

重電

重電機の略で、電気機械のうち発電機や制御装置変圧器といった大型製品を指す。対照的にテレビや白物家電は軽電と呼ばれる。世界では米ゼネラル・エレクトリック(GE)、ドイツシーメンスなどが代表的なメーカー。日本の大手日立製作所三菱電機東芝で、人口減少に伴い国内の大きな成長が見込めないことから各社とも海外市場に力を入れている。

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世界大百科事典(旧版)内の重電の言及

【重電機工業】より

機械工業のなかで発電機,電動機などの回転電気機械や,変圧器,整流器,開閉制御装置などの静止電気機械を開発・製造する産業。なお,重電機(重電)と電動機を使った家庭用電気機械(家電)を合わせて強電と呼び,電子機器を弱電と呼ぶこともある。
[日本における沿革]
 日本初の発電機は1883年に製造されたが,当時,重電技術は欧米が進んでいたため,発電機,電動機とも大半を輸入に頼らざるをえなかった。…

※「重電」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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