野入村(読み)のいりむら

日本歴史地名大系 「野入村」の解説

野入村
のいりむら

[現在地名]稲武町野入

矢作川の支流、野入川の上流に位置する。天正一八年(一五九〇)宮部善祥坊の検地を受ける。同検地帳(稲武中学校蔵)には、よこなわしろ・志田落・ひろ田などの字名がみえる。享保一二年(一七二七)の乍恐以書付御慈悲奉願上候(北設楽郡史)によると、武節町ぶせつまち村ほか二ヵ村との間で入会山をめぐり争論があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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