野宮初枝(読み)ノノミヤ ハツエ

20世紀日本人名事典 「野宮初枝」の解説

野宮 初枝
ノノミヤ ハツエ

昭和期の平和運動家 元・婦人国際平和自由連盟日本支部会長;元・日本基督教婦人矯風会理事。



生年
明治31(1898)年1月24日

没年
昭和53(1978)年4月2日

出生地
東京

旧姓(旧名)
吉田

学歴〔年〕
日本女子大英文学部〔大正8年〕卒

経歴
大正8年野宮定茂と結婚したが、家庭生活に悩みキリスト教入信受洗。昭和2年日本女子大学の専任講師となり英語と学生補導を担当。戦後は平和運動に専念、婦人国際平和自由連盟日本支部会長、国際友和会理事、日本基督教婦人矯風会平和部長などを務めた。世界平和会議でストックホルムへ、日本基督教代表で中国を訪問、全キリスト者平和会議でプラハへ、またベトナムに平和を求めるキリスト者緊急会議からアメリカへ派遣されるなど国際的な平和活動に終始した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野宮初枝」の解説

野宮初枝 ののみや-はつえ

1898-1978 昭和時代後期の平和運動家。
明治31年1月24日生まれ。大正9年結婚,欧米に遊学後母校日本女子大の英語教授となる。戦後,平和と核禁止をうったえベトナム反戦運動などに参加した。婦人国際平和自由連盟日本支部会長,日本基督(キリスト)教婦人矯風会平和部長などを歴任。昭和53年4月2日死去。80歳。東京出身。旧姓は吉田。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「野宮初枝」の解説

野宮 初枝 (ののみや はつえ)

生年月日:1898年1月24日
昭和時代の平和運動家。婦人国際平和自由連盟日本支部会長
1978年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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