野山遺跡(読み)のやまいせき

日本歴史地名大系 「野山遺跡」の解説

野山遺跡
のやまいせき

[現在地名]飯豊町小白川

小白こじら川の河岸段丘上にある縄文時代前期初頭の集落遺跡。昭和三二年(一九五七)に調査され、竪穴住居跡一部分検出。植物性繊維を多量に含み、竹管文・わらび状撚糸圧痕文・羽状縄文・斜縄文などが施された上川名II式あるいは桂島式・大木I式に並行する土器が得られ、そのうちにほぼ完形のキャリパー形の大型深鉢(上川名II式)があり、口縁部にはわらび状撚糸文、体部には羽状縄文が施されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む