精選版 日本国語大辞典 「野崎参」の意味・読み・例文・類語 のざき‐まいり‥まゐり【野崎参】 〘 名詞 〙 大阪府大東市野崎にある野崎観音に参詣すること。浄瑠璃「新版歌祭文」で有名になった。春秋二季に無縁経の法会に参るもので、参詣者が、舟で行く者と陸を行く者と互いにののしり合って、それに勝てば一年の幸いを得るという俗信がある。[初出の実例]「なまず川よりゆらゆらと、野崎参りのやかた船」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例