野崎参(読み)のざきまいり

精選版 日本国語大辞典 「野崎参」の意味・読み・例文・類語

のざき‐まいり‥まゐり【野崎参】

  1. 〘 名詞 〙 大阪府大東市野崎にある野崎観音に参詣すること。浄瑠璃新版歌祭文」で有名になった。春秋二季に無縁経の法会に参るもので、参詣者が、舟で行く者と陸を行く者と互いにののしり合って、それに勝てば一年の幸いを得るという俗信がある。
    1. [初出の実例]「なまず川よりゆらゆらと、野崎参りのやかた船」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む