野巻村(読み)のまきむら

日本歴史地名大系 「野巻村」の解説

野巻村
のまきむら

[現在地名]皆野町野巻

赤平あかびら川の北岸に位置し、北東大淵おおふち村、西は久長ひさなが(現吉田町)、北は破風はふう山を境に下日野沢しもひのざわ村、南は赤平川を境に太田おおた(現秩父市)。赤平川沿いに秩父と信州を結ぶ道が走る。近世初めは幕府領、天明四年(一七八四)下総関宿藩領となったが、同七年幕府領に復した。文禄三年(一五九四)五月二〇日の坪入帳(逸見家文書)には「秩父郡之内野巻村」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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