野市下井(読み)のいちしもゆ

日本歴史地名大系 「野市下井」の解説

野市下井
のいちしもゆ

物部ものべ川の吉原よしはら(野市下井堰)から分水して南流する用水路で、野市上井の西を流れる。野市下井川・野市下井溝ともいう。野中兼山最後の土木工事といわれ、寛文四年(一六六四)に完成。「水路土工志」(皆山集)によると、物部川に長さ一五〇間、幅八間、高さ五尺の堰を設け、西佐古にしさこ村字かみしま巨石を用いて高さ五尺、幅九尺、長さ六間の水門を作って野市下井に引水した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む