野店(読み)やてん

精選版 日本国語大辞典 「野店」の意味・読み・例文・類語

や‐てん【野店】

〘名〙 野中にある店。いなかの店。
※碧雲稿(1419頃)江行「危橋通野店、小艇倚灘沙」 〔杜甫‐秋日虁府詠懐詩〕

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普及版 字通 「野店」の読み・字形・画数・意味

【野店】やてん

田舎茶店。清・石濤〔梅竹小幅、四首、四〕詩 涼たる野店、佳(かぢやう)(美酒)無し 寂たる村、老を剩(あま)す

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世界大百科事典(旧版)内の野店の言及

【大汶口文化】より

…典型的(山東)竜山文化の前段階に位置する。通常,早・中・晩の3期に区分され,代表的な遺跡として早期には山東省紫荆山下層,大汶口下層,兗州王因下層墓,江蘇省大墩子下層,中期には山東省大汶口早・中期墓,野店1・2期墓,西夏侯下層墓,江蘇省劉林墓,大墩子上層墓,晩期には山東省大汶口晩期墓,西夏侯上層墓,東海峪下層,野店3期墓などがある。その絶対年代は炭素14法によれば,早期の最も古い例で5785±105B.P.(大墩子木炭),晩期の最も新しいもので3560±105B.P.(山東三里河人骨)である。…

※「野店」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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