野本雪巌(読み)のもと せつがん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野本雪巌」の解説

野本雪巌 のもと-せつがん

1761-1835* 江戸時代後期の儒者
宝暦11年生まれ。京都で赤松滄洲(そうしゅう),松本愚山にまなび,豊前(ぶぜん)中津藩の儒者となる。藩校進脩館創設にかかわり,教授としておしえる。のち江戸で藩主侍講となった。天保(てんぽう)5年12月3日死去。74歳。豊前宇佐郡(大分県)出身。名は晃。字(あざな)は謙卿。通称は亮右衛門。別号に橘斎。著作に「国史略」「雪巌詩文集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android