野村彝之介(読み)のむら つねのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野村彝之介」の解説

野村彝之介 のむら-つねのすけ

1824-1888 幕末-明治時代の武士,神職
文政7年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。尊攘(そんじょう)運動に参加。攘夷(じょうい)の密勅返還に反対し,井伊直弼(なおすけ)暗殺計画にくわわる。のち天狗(てんぐ)党の挙兵以後の藩政混乱の収拾につとめた。晩年常磐(ときわ)神社宮司となった。明治21年8月2日死去。65歳。名は鼎実。字(あざな)は彝卿。号は清籟舎,箕水など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android