野村津幡江村(読み)のむらつばたえむら

日本歴史地名大系 「野村津幡江村」の解説

野村津幡江村
のむらつばたえむら

[現在地名]新湊市野村のむら奈呉の江なごのえ

東神楽ひがしかぐら川と勘兵衛かんべえ川の中間、作道つくりみち村の東方に位置。津幡江の地名について津は港津、江は湖、幡は端で辺りを意味するとされ、水と闘いながら放生津ほうじようづ潟周辺の干拓を進めてきたことに由来すると考えられている。明応八年(一四九九)一二月一八日の道者売渡状(神宮文庫蔵輯古帖)に「つはたへ」とみえ、当地一帯は神明宮を中心とした伊勢信仰が盛んであった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む