野焼(読み)ノヤキ

デジタル大辞泉 「野焼」の意味・読み・例文・類語

の‐やき【野焼(き)】

新しい草がよく生えるように、春のはじめに枯れ草に火をつけて野を焼くこと。 春》「古き世の火の色うごく―かな/蛇笏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「野焼」の意味・読み・例文・類語

の‐やき【野焼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 新草がよく萌え出すように、早春に野の枯れ草を焼くこと。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「のやきなどするころの、花はあやしうおそきころなれば」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)
  3. 焼きちくわの一種。魚のすり身細竹などにつけて焼いたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む