野獣派（読み）ヤジュウハ

デジタル大辞泉

やじゅう‐は〔ヤジウ‐〕【野獣派】

⇒フォービスム

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

やじゅう‐はヤジウ‥【野獣派】

1. 〘 名詞 〙 ＝フォービスム
   1. [初出の実例]「このごろの抽象派とか野獣派とか、というのではない」(出典：近くて遠きは（1956‐57）〈飯沢匡〉政治街道)

出典　精選版 日本国語大辞典

旺文社世界史事典 三訂版

野獣派
やじゅうは
fauvisme (フランス)

20世紀初めにフランスにおこった絵画革新運動。「フォービスム」
マティス・ルオー・ブラックら一群の青年画家が原色を大胆に用いて，フォルムの単純化と色彩の解放を強調した。

出典　旺文社世界史事典 三訂版

日本大百科全書(ニッポニカ)

野獣派
やじゅうは

→フォービスム

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)

山川 世界史小辞典 改訂新版

野獣派(やじゅうは)

⇒フォーヴィズム

出典　山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

野獣派
やじゅうは

「フォービスム」のページをご覧ください。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

世界大百科事典（旧版）内の野獣派の言及

【フォービスム】より

…キュビスムとともに20世紀初頭にもっとも影響力をもった絵画史上の変革運動，またその流派。〈野獣派〉〈野獣主義〉と訳されることもある。1905年サロン･ドートンヌの第7室に展示されたフランドランJ.Flandrin，マルケ，ルオーたちの作品に囲まれるようにしてマルクA.Marqueのイタリア風のトルソーが置かれていたのを，美術批評家ボークセルLouis Vauxcellesが評して〈野獣(フォーブ)の檻のなかのドナテロ〉といったことから，〈フォービスム〉の名称が生まれる。…

※「野獣派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」