原色(読み)げんしょく(英語表記)primary colours

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

原色
げんしょく
primary colours

(1) 赤,,緑の光の3色をいう。この3色を適当に選んで混ぜると,白色光を含めて他のどの色の光でも表わすことができる。ヒトの目の網膜にこの3色に対応する視神経があるためと考えられている。カラーテレビの画面構成要素となっている。 (2) 赤,青,黄の色の3色をいう。この3色の顔料を適当に選んで混ぜると,黒色を含めて他のどの色の顔料でもできるが,不透明が条件である。

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デジタル大辞泉の解説

げん‐しょく【原色】

まぜ合わせて種々の色を作るもとになる色。一般には赤・青・黄の3色。光の場合は、赤・緑・青の3色。
まじりけのない、純度の高い色。強く派手な色。「原色のドレス」
絵画複製印刷などで、原物原画もとのままの色。

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百科事典マイペディアの解説

原色【げんしょく】

(1)適当な割合で混合すれば他のすべての色が得られるような三つの色。加法混色では赤・緑・青紫(光の三原色),減法混色ではシアン・マゼンタ・黄(絵具の三原色)が実用される。この2組の原色は互いに補色となる。(2)色覚理論では,赤・緑・青紫を基本色とするヤング(1801年)・ヘルムホルツ(1852年)の三原色説,さらに黄を加えるE.ヘリングの四原色説(1874年)がある。→
→関連項目色覚

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栄養・生化学辞典の解説

原色

 あらゆる色は,赤,青,黄の三つの色から作られるとして,この三つの色を三原色とする.光の場合は,赤,青,緑を三原色とする.

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世界大百科事典 第2版の解説

げんしょく【原色 primary colour】

色材をいくつか混ぜ合わせると他の色ができ,同じ色材の組合せでも混ぜる量を変えると違った色ができる。このような混色の現象は色材に限らずいろいろなところで見られる。色のついた照明光を混ぜる場合もそうである。またカラーテレビの場合はその現象を積極的に活用してもいる。このときある特定の色を選択すれば,少ない色数で多くの色を作り出すことができる。例えば赤,緑,青の3色である。これらは色の元ということで原色,あるいは三原色と呼ばれる。

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大辞林 第三版の解説

げんしょく【原色】

混合することによって最も広い範囲の色をつくり出せるように選んだ基本的な色。絵の具では赤紫(マゼンダ)・青緑(シアン)・黄、光では赤・緑・青。 → 三原色
色合いのはっきりした強い色。まじり気のない色。刺激的な、派手な色。
絵画や写真の複製で、もとの色。

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