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野生稲 やせいとう wild rice

翻訳|wild rice

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世界大百科事典 第2版の解説

やせいとう【野生稲 wild rice】

イネ属Oryzaの野生植物をいう。現在世界で約20種が知られており,アジア,アフリカ,オセアニアおよび中南米の熱帯から亜熱帯の地域に広く自生している。栽培される2種類のイネはこれら野生稲の一部のものから生じたとされる。世界的に広く栽培されているイネ(アジアイネ)O.sativa L.はO.perennis Moenchから,またアフリカの限られた地域で栽培されているアフリカイネO.glaberrima Steud.はO.breviligulata Chev.et Roehr.からそれぞれ由来したとする見方が有力である。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の野生稲の言及

【マコモ(菰)】より

…池沼や河川のへりに群生している大型のイネ科の多年草(イラスト)。太く横にはった地下茎があり,葉と茎を叢生(そうせい)する。茎は太い円柱形で中空,高さは1~3mになる。葉は幅広い線形で,長さは40cmから1mに達し,幅は2~3cm,葉鞘(ようしよう)はややスポンジ質である。8月から10月初めに大型でまばらな円錐花序が出る。花序の長さは50cm余りで,多数の枝を分かって,やや密に無数の小穂をつける。小穂は単性で,雌雄ともに苞穎(ほうえい)がなく,1個の小花のみとなる。…

【イネ(稲)】より

…日本では古来,農業の中心に位置づけられてきた重要な作物である。
【起源と伝播】
 世界の熱帯から暖温帯にかけての湿地には,二十数種におよぶ野生稲(イネ属植物)が自生している。イネ属の分類に関しては古くから諸説が提出されているが,染色体数やゲノム分析により,Oryzae節,Ridleyanae節,Granulatae節およびSchlechterianae節の4節に分ける見方が有力である。…

※「野生稲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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