野田孝(読み)ノダ コウ

20世紀日本人名事典 「野田孝」の解説

野田 孝
ノダ コウ

昭和期の実業家 阪急百貨店取締役会長;経団連常任理事;元・日本百貨店協会会長。



生年
明治34(1901)年8月20日

没年
昭和59(1984)年9月23日

出生地
山梨県

学歴〔年〕
甲府中〔大正9年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和39年〕,勲二等瑞宝章〔昭和46年〕,大英勲章〔昭和50年〕,レジオン・ド・ヌール勲章〔昭和54年〕,コメンダトーレ勲章〔昭和55年〕,勲一等瑞宝章〔昭和57年〕

経歴
大正10年阪神急行電鉄(現阪急電鉄)に入社。昭和32年社長、56年会長に就任。この間日本百貨店協会会長を3回歴任し、業界のとりまとめに尽力すると共に、青少年問題審議会委員、大阪府公安委員長などの公職も務めた。剣道範士八段、居合道範士九段で、全日本学校剣道連盟会長を34年から務め、剣道界の発展にも尽した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野田孝」の解説

野田孝 のだ-こう

1901-1984 昭和時代経営者
明治34年8月20日生まれ。小林一三(いちぞう)にさそわれて阪神急行電鉄(現阪急電鉄)に入社。昭和32年阪急百貨店の社長となり,のち会長。日本百貨店協会会長,全日本学校剣道連盟会長などをつとめた。昭和59年9月23日死去。83歳。山梨県出身。甲府中学(現甲府一高)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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