野田石陽(読み)のだ せきよう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野田石陽」の解説

野田石陽 のだ-せきよう

1776-1828* 江戸時代後期の儒者
安永5年10月28日生まれ。伊予(いよ)松山藩士。荻生徂徠(おぎゅう-そらい)の学をおさめ,大小姓となる。祖父の業を継続して「伊予古蹟志」を完成した。文政10年12月7日死去。52歳。名は孝彝。字(あざな)は叔友,梁穎。通称は吉右衛門。別号に霊星閣。著作はほかに「学庸纂注」「孔伝志略」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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