野蔦郷(読み)のづたごう

日本歴史地名大系 「野蔦郷」の解説

野蔦郷
のづたごう

中世の小山田おやまだ庄内の郷村。現野津田のづた町が遺称地。北条氏所領役帳に他国衆油井ゆい(大石氏の所領か)として「武州小山田之内四ケ村」とあるのは当地を含むと推測される。地内の河井家は文明年中(一四六九―八七)没の武藤将監清国以来野蔦郷に在住したと伝える系図・由緒書などと、北条氏照朱印状二通および貞治六年(一三六七)銘などの板碑四基を所蔵し、小代官的地位にあった地侍とみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む