野趣(読み)ヤシュ

デジタル大辞泉 「野趣」の意味・読み・例文・類語

や‐しゅ【野趣】

自然のおもむき。また、田舎らしい素朴な味わい。「野趣に富む庭」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「野趣」の意味・読み・例文・類語

や‐しゅ【野趣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 野山や田舎に漂う自然の趣。自然で素朴な感じ。ひなびた味わい。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「雅有野趣。徜徉其間」(出典:了幻集(1392頃)移竹詩序)
    2. 「その野趣な料理の味は秀逸であった」(出典:くさびら譚(1968)〈加賀乙彦〉四)
    3. [その他の文献]〔韋述‐春日山荘詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む