野遊(読み)ヤユウ

デジタル大辞泉 「野遊」の意味・読み・例文・類語

や‐ゆう〔‐イウ〕【野遊】

野外に出て遊ぶこと。花見・草摘み・狩りなどを楽しむこと。のあそび。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「野遊」の意味・読み・例文・類語

の‐あそび【野遊】

  1. 〘 名詞 〙 野に出て遊ぶこと。野に出て食事をし、花を見、草を摘んだり狩などをしたりして楽しむこと。のがけ。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「陽(いつは)りて校猟(かり)せむと期(ちぎ)りて遊郊野(ノアソヒ)せむと勧(すす)めて曰はく」(出典日本書紀(720)雄略即位前(前田本訓))

や‐ゆう‥イウ【野遊】

  1. 〘 名詞 〙 野に出て遊ぶこと。郊野に出て花見、草摘み、狩などを楽しむこと。のあそび。
    1. [初出の実例]「于時郷里男女衆集野遊」(出典:万葉集(8C後)一六・三八〇八・左注)
    2. 「紅葉の、錦、木の間に間に、幕引渡すやゆふの体」(出典:浄瑠璃・浦島年代記(1722)七世の鏡)
    3. [その他の文献]〔説苑‐善説〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む