野長瀬 正夫(読み)ノナガセ マサオ

20世紀日本人名事典 「野長瀬 正夫」の解説

野長瀬 正夫
ノナガセ マサオ

昭和期の詩人,児童文学者 元・金の星社顧問。



生年
明治39(1906)年2月8日

没年
昭和59(1984)年4月22日

出生地
奈良県

学歴〔年〕
旧制中学卒

主な受賞名〔年〕
文芸汎論詩集賞(第10回)〔昭和18年〕「大和吉野」,サンケイ児童出版文化賞(第17回)〔昭和45年〕「あの日の空は青かった」,野間児童文芸賞(第14回)〔昭和51年〕「小さなぼくの家」,赤い鳥文学賞(第6回)〔昭和51年〕「小さなぼくの家」,日本児童文芸家協会賞(第4回)〔昭和54年〕「小さな愛のうた」

経歴
中学時代から詩作をはじめ、教員、編集者のかたわら詩や児童向け小説を書き、詩集「小さなぼくの家」で野間児童文芸賞と赤い鳥文学賞を、又「あの日の空は青かった」でサンケイ児童出版文化賞を受賞。その他の詩集に「故園の詩」「日本叙情」「晩年叙情」「大和吉野」「夕日の老人ブルース」等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android