金勝山ナップ(読み)きんしょうざんナップ

最新 地学事典 「金勝山ナップ」の解説

きんしょうざんナップ
金勝山ナップ

Kinshozan nappe

関東山地北縁部,群馬県甘楽郡下仁田町から埼玉県比企郡小川町にかけての御荷鉾帯に存在し,跡倉ナップの構造的上位ナップとしてのっている異地性岩体について高木秀雄(1992)が命名。構成岩類はペルム紀石英閃緑岩(金勝山石英閃緑岩)とそれに伴われるホルンフェルス。跡倉ナップを構成する跡倉層中の花崗岩礫の年代もペルム紀を示すことから,跡倉層堆積時(白亜紀後期)には跡倉層に一部不整合で覆われながら,広くペルム紀花崗岩類が分布しており,金勝山ナップ,跡倉ナップの形成はその後(主に古第三紀)であると考えられた。同様のホルンフェルスを伴うペルム紀花崗岩類で構成されたナップは戸台構造帯でも知られている。

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参照項目:跡倉ナップ

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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