デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金子才吉」の解説 金子才吉 かねこ-さいきち 1826-1867 幕末の武士。文政9年生まれ。筑前(ちくぜん)福岡藩士。藩命により長崎で蘭学をまなび,また航海測量術をおさめる。のち清(しん)(中国)に航行,視察した。慶応3年長崎でイギリス船イカルス号乗組水夫を殺害する事件をおこし,同年7月8日自刃(じじん)した。42歳。本姓は徳田。名は厚載。字(あざな)は永貞。号は春琴など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例