デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金子雪操」の解説 金子雪操 かねこ-せっそう 1794-1857 江戸時代後期の画家。寛政6年生まれ。江戸の人。伊勢(いせ)(三重県)長島藩主の増山正賢(ましやま-まさかた)につかえ,画をおしえられる。のち釧(くしろ)雲泉に山水画法を,大窪詩仏に詩をまなび,京都で書をおさめた。のち大坂にすむ。山水・花鳥画にすぐれ,鼎(かなえ)金城らの門人がいる。安政4年8月5日死去。64歳。本姓は犬塚。名は大美。字(あざな)は不言,孟玉。別号に美翁。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例