金山窯跡群(読み)かなやまようせきぐん

日本歴史地名大系 「金山窯跡群」の解説

金山窯跡群
かなやまようせきぐん

[現在地名]いわき市東田町 金子平

金山台地とよばれる広大な海岸段丘斜面に立地している。遺跡宅地造成のため全壊したが、ひだ状に張出す段丘の東側斜面(A地点)と、南側斜面(B地点)の二地点が確認されている。窯跡は等高線に直交して構築され、B地点では標高四五メートル・南北約四〇〇メートルの範囲に所在し、二メートル下に現水田面がみられる。窯体構造は半地下式登窯と推定され、出土品は須恵器である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む