日本歴史地名大系 「金岐宿村」の解説 金岐宿村かなげしゆくむら 京都府:亀岡市金岐宿村[現在地名]亀岡市大井(おおい)町小金岐(こかなげ)行者(ぎようじや)山の東麓、南北に並ぶ金岐三村の最北に位置する。北東は小林(おばやし)村、東は土田(つちだ)村。天保一二年(一八四一)の「桑下漫録」によれば高は記されず、戸数一二。旧高旧領取調帳によれば旗本佐々源次郎(高一〇一石余)と津田之助(高一一三石余)との相給地。明治一四年(一八八一)小金岐村となった。村の西方山麓一帯に後期の古墳群がある。約七〇基の円墳が確認され、精査すれば一〇〇基近くにのぼるのではないかとされる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by