金木戸村(読み)かなきどむら

日本歴史地名大系 「金木戸村」の解説

金木戸村
かなきどむら

[現在地名]上宝村金木戸

双六すごろく川上流に位置する山村。元禄飛騨国検地反歩帳によると、高原たかはら郷に属し、高三石余、田三反余・畑二町四反余。「飛騨国中案内」では免三割五厘六毛、家数八はみな百姓。字山吹を通って森茂もりも(現神岡町)へ抜ける山道もあるという。天明八年(一七八八)の村明細帳によれば、田五斗余・畑六石余、反別田三反余・畑四町五反余、新田として、畑四石余・反別三町二反余、家数九、男四二・女三二、猟師鉄砲一・威鉄砲一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android