金森観陽(読み)カナモリ カンヨウ

20世紀日本人名事典 「金森観陽」の解説

金森 観陽
カナモリ カンヨウ

明治〜昭和期の挿絵画家



生年
明治17(1884)年4月24日

没年
昭和7(1932)年4月18日

出生地
富山県富山市

本名
金森 頼次郎

旧姓(旧名)
小出

経歴
尾竹越堂師事。のち大阪に住し関西画壇で活躍。明治44年第5回文展に「おどり」で初入選。大正4年第9回文展に「つどい」を出品、7年第12回文展に「南蛮来」で入選する。その後しばらく官展から遠ざかるが、昭和5年第11回帝展に「うら庭」、6年第12回帝展に「清正」で入選した。新聞小説の挿絵画家としても知られ、「サンデー毎日連載の白井喬二作の「新撰組」などの挿絵も描いた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金森観陽」の解説

金森観陽 かなもり-かんよう

1884-1932 明治-昭和時代前期の日本画家。
明治17年4月24日生まれ。尾竹越堂にまなび,関西画壇で活躍。また「サンデー毎日」連載の白井喬二作の「新撰組」などの挿絵もえがいた。昭和7年4月18日死去。49歳。富山県出身。旧姓は小出。本名は頼次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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