金沢孝次郎(読み)カナザワ コウジロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「金沢孝次郎」の解説

金沢 孝次郎
カナザワ コウジロウ


職業
ピアニスト 教育家

生年月日
明治31年 9月18日

出生地
大阪府

学歴
桃山中卒

経歴
ピアノをパウル・ビノグラドフ、パウル・ショルツに師事。大正14〜昭和10年NHK舞台に多くの演奏を行い、12年から大阪に金沢ピアノ塾を開いて後進育成。その間約10年間大阪市立盲学校ピアノ教授を務め、関西ピアノ教育界に重きをなした。28年大阪なにわ芸術賞を受賞、音楽コンクール審査員を務めた。「ピアノ名曲選集」(全2巻)がある。

没年月日
昭和44年 2月9日 (1969年)

家族
長男=金沢 益孝(ピアニスト),二男=金沢 和孝(ピアニスト)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「金沢孝次郎」の解説

金沢 孝次郎
カナザワ コウジロウ

大正・昭和期のピアニスト,教育家



生年
明治31(1898)年9月18日

没年
昭和44(1969)年2月9日

出生地
大阪府

学歴〔年〕
桃山中卒

経歴
ピアノをパウル・ビノグラドフ、パウル・ショルツに師事。大正14〜昭和10年NHKを舞台に多くの演奏を行い、12年から大阪に金沢ピアノ塾を開いて後進を育成。その間約10年間大阪市立盲学校ピアノ教授を務め、関西ピアノ教育界に重きをなした。28年大阪なにわ芸術賞を受賞、音楽コンクール審査員を務めた。「ピアノ名曲選集」(全2巻)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金沢孝次郎」の解説

金沢孝次郎 かなざわ-こうじろう

1898-1969 大正-昭和時代のピアニスト。
明治31年9月18日生まれ。パウル=ショルツらにまなぶ。大正14年からNHKを舞台に演奏活動をつづける。昭和12年大阪に金沢ピアノ塾をひらき,おおくのピアニストを育成。大阪市立盲学校の教授もつとめ,関西のピアノ教育につくした。昭和44年2月9日死去。70歳。大阪出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android