日本歴史地名大系 「金沢東根村」の解説 金沢東根村かねざわひがしねむら 秋田県：仙北郡千畑村金沢東根村[現在地名]千畑村金沢東根真昼（まひる）岳山麓、丸子（まるこ）川の谷口北側にあり、東の善知鳥（うとう）番所を経て盛岡藩太田村（現岩手県和賀（わが）郡沢内（さわうち）村）に通ずる山道があり、「月の出羽路」に「此村六郷の北東に十七町を行程」とある。北は千屋（せんや）村、西は中野（なかの）村・畑屋（はたや）村に接する。天正一八年（一五九〇）の「仙北御在城の節御支配、仙北領村付帳の写」（色部文書）の小杉山寺領指出之事のうちに、のちの金沢東根村の支郷と思われる「ひる川むら」の名がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
