金炉・金鑪(読み)きんろ

精選版 日本国語大辞典 「金炉・金鑪」の意味・読み・例文・類語

きん‐ろ【金炉・金鑪】

〘名〙
黄金で作った香炉。また、香炉の美称
太平記(14C後)三四金炉(ロ)香絶えて草一叢の煙を残し」 〔江淹‐別賦〕
② 金、または金属をとかす炉。
※江吏部集(1010‐11頃)上・晩冬同賦池氷如対鏡「風是金鑪波上鑄、雲為瓊粉岸間瑩」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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