金環塚古墳(読み)きんかんづかこふん

日本歴史地名大系 「金環塚古墳」の解説

金環塚古墳
きんかんづかこふん

[現在地名]市原市江子田 送り神

養老ようろう川中流域右岸の台地上に所在した前方後円墳で、付近には前方後円墳四基・円墳三〇基・方墳一一基以上の古墳が分布し、江子田えごだ古墳群とよばれる。金環塚は調査以前は瓢箪ひようたん塚ともよばれ、墳丘長四七メートル、二重の盾形周溝を含めた全長は六三メートル。昭和三八年(一九六三)の調査では後円部中央の木棺から金製耳環、馬具(f字形鏡板・鐘形杏葉・雲珠・辻金具・具)、直刀・鉄鏃・刀子・鉄鉗・玉類・麻布絹布が出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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