20世紀日本人名事典 「金田心象」の解説 金田 心象カネダ シンショウ 昭和期の書家 日展参事;心画院会長。 生年明治41(1908)年1月18日 没年平成2(1990)年2月16日 出身地北海道 本名金田 吉尾 学歴〔年〕札幌師範〔昭和3年〕卒 主な受賞名〔年〕日展(第8回)文部大臣賞〔昭和40年〕「高低普心」,芸術院賞〔昭和46年〕「玄覧」 経歴北海道内小学校、金沢一中、横浜女子師範、文部大臣官房総務課各勤務を経て、昭和18年心画院主宰。50代半ばまでは大学などで教え、100点以上の教科書を手がけ、60代ははがき大の作品に打込む。著書に「心象独談」。はがき大の手すきの和紙に、書のような、絵のような独特の造形を試み、数々の賞をうけている。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金田心象」の解説 金田心象 かねだ-しんしょう 1908-1990 昭和時代の書家。明治41年1月18日生まれ。鈴木翠軒にまなぶ。教員生活をへて,昭和18年から心画院を主宰。40年日展で文部大臣賞。46年「玄覧」で芸術院賞。日展常務理事,毎日書道展審査会員。教科書を手がけた。平成2年2月16日死去。82歳。北海道出身。札幌師範卒。本名は吉尾。著作に「心象独談」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by