金糸花(読み)きんしか

精選版 日本国語大辞典 「金糸花」の意味・読み・例文・類語

きんし‐か‥クヮ【金糸花】

  1. 〘 名詞 〙 堆朱(ついしゅ)一種。渦(うず)唐草のつるが連なったような模様の彫り目に金を入れたもの。
    1. [初出の実例]「沙金百両充(づつ)金糸花(きんシくゎ)の盆に入れて置く」(出典太平記(14C後)三三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む