金製剤(読み)キンセイザイ

デジタル大辞泉 「金製剤」の意味・読み・例文・類語

きん‐せいざい【金製剤】

有機化合物原料とする、抗リウマチ薬の一つ。金チオリンゴ酸ナトリウム・金チオグルコース・オーラノフィンなど。作用機序は解明されていないが、金製剤が細胞内に取り込まれると、炎症を引き起こす酵素分泌が抑制され、腫れや痛みが軽減すると考えられる。効果があらわれるには数か月を要する。服用により、かゆみやタンパク尿肝障害などがあらわれることがあるため、定期的な検査が必要。抗リウマチ薬には、ほかサルファ剤、SH基剤などがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む