金詰(読み)かねづまり

精選版 日本国語大辞典 「金詰」の意味・読み・例文・類語

かね‐づまり【金詰】

〘名〙 金銭のやりくりがつかなくなること。資金などが足りなくなること。かねづかえ。
浮世草子・風流曲三味線(1706)二「ことさらむづかしきは恋の煩ひ。金詰(カネヅマ)りに気を病む症など」

かね‐づめ【金詰】

〘名〙 金銭の力で相手にいやと言わせないこと。
※浮世草子・御伽名代紙衣(1738)五「親方手前を金(カネ)づめにてして貰ひ」

きん‐づまり【金詰】

〘名〙 金銭の融通がつかないこと。かねづまり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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