金金先生(読み)きんきんせんせい

精選版 日本国語大辞典 「金金先生」の意味・読み・例文・類語

きんきん‐せんせい【金金先生】

  1. 〘 名詞 〙 立派な通人。転じて、いかにも当世風にきどっている人物を滑稽化していう語。黄表紙の「金金先生栄華夢(きんきんせんせいえいがのゆめ)」「金金先生造化夢(きんきんせんせいぞうかのゆめ)」などの主人公の名ともされた。
    1. [初出の実例]「縉紳先生(しんしんせんせい)とはきんきんせんせいといふ事でござる」(出典洒落本・雑文穿袋(1779))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む