針金売(読み)はりがねうり

精選版 日本国語大辞典 「針金売」の意味・読み・例文・類語

はりがね‐うり【針金売】

  1. 〘 名詞 〙 針金を売り歩く人。特に、江戸市内に売り歩いた行商人江戸幕府隠密市中情報を集めていたといわれる。
    1. 針金売〈盲文画話〉
      針金売〈盲文画話〉
    2. [初出の実例]「くたびれてはりがね売は腕を替」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android