釣り御前(読み)ツリオマエ

デジタル大辞泉 「釣り御前」の意味・読み・例文・類語

つり‐おまえ〔‐おまへ〕【釣り御前】

掛け軸に仕立て上げた絵像持仏

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精選版 日本国語大辞典 「釣り御前」の意味・読み・例文・類語

つり‐おまえ‥おまへ【釣御前】

  1. 〘 名詞 〙 掛軸にしてつるようにした持仏の絵像。
    1. [初出の実例]「それが娘にはおとなしく物もかくとみえて硯箱、釣(ツリ)おまへの下にくくり枕」(出典浮世草子好色一代男(1682)二)

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